
コメディアンのパク・ナレが複数の元マネージャーから「パワハラ」の疑惑とともに不動産の仮差押え申請を受けたという論争に巻き込まれている中、パク・ナレ側は現在まで公式な立場を示していない。
5日、放送業界によると、パク・ナレの所属事務所は元マネージャーたちが提起したパワハラの疑惑と不動産の仮差押え申請の論争について「法律事務所とともに議論中」とし、今後立場を明らかにする予定だと伝えた。
この日、ディスパッチの報道によると、パク・ナレの元マネージャーたちはパク・ナレから暴言、傷害、いじめなどを受けたと主張し、1億ウォン相当の損害賠償請求訴訟を予告し、ソウル西部地裁にパク・ナレ所有の不動産に対する仮差押えを申請した。
元マネージャーたちはパク・ナレに対して職場内いじめ、暴言、特別傷害、代理処方、進行費未払いなどを主張している。特に、家事の手伝いやパーティーの後片付け、飲み会の強要などはもちろん、個人の家族の仕事まで任せて自分たちを「家事助手」のように利用したと付け加え、衝撃を与えている。
このような疑惑が提起された後、パク・ナレの1人企画会社であるエンパークが大衆文化芸術企画業に登録されていない事実が知られることになった。
パク・ナレはKBS 21期公募コメディアンとしてデビューし、MBCのバラエティ番組「私一人で生きる」、「救ってくれホームズ」などを通じて大きな人気を得た。2019年にはMBC芸能大賞で大賞を受賞し、翌年には百想芸術大賞TV部門女性バラエティ賞を受賞し、人気コメディアンとしての地位を確立した。
一方、今回の論争の影響でパク・ナレが出演予定だった放送プログラムの撮影スケジュールがキャンセルされることになった。この日、放送業界によると、MBCの新しいバラエティ番組「私も楽しい」の制作陣は前日の午後、出演者に当日予定されていた撮影スケジュールをキャンセルすることを知らせた。「私も楽しい」はパク・ナレが19年の友人であるコメディアンのチャン・ドヨン、シン・ギル、ホ・アンナと共に旅行に出かけるバラエティ番組で、来年1月の放送を目指していた。
