
ハイブ傘下のレーベルビリフラップが所属ガールグループアイリットの名誉を毀損した理由で、ニュージンズファンダムを自称する「チームバニーズ」運営者に対して億単位の損害賠償訴訟を提起した。
15日業界によると、ビリフラップは最近ソウル西部地裁に訴状を提出し、「チームバニーズ運営者がアイリットに対して継続的な名誉毀損行為を行っており、このために発生した損失について1億円を賠償せよ」という趣旨の訴訟を起こした。
ビリフラップが問題視している内容は、チームバニーズがアイリットがニュージンズを盗作したという様々な虚偽内容を含む投稿を作成し、アイリットとビリフラップの名誉を毀損し営業的損失を発生させたというものである。また、チームバニーズが機密資料であるアイリットの企画案を入手しオンラインに公開した行為や、ビリフラップが盗作疑惑を否定したところ、昨年11月にビリフラップ代表などを刑事告発した件も訴訟の理由として挙げられた。
これまでチームバニーズは自分たちが法曹界、メディア、金融、文化芸術など各分野で活動するニュージンズファンダム(「バニーズ」)が集まったチームだと主張してきた。
しかし最近、チームバニーズの運営者が未成年者である事実が知られ、論争が激化した。昨年7月、チームバニーズ関係者A氏が寄付金品法違反の疑いでソウル家庭裁判所少年部に送致された。A氏は昨年10月「ニュージンズ関連の悪性投稿を告発する」としてSNSを通じて寄付口座を公開し、わずか8時間で5000万ウォンを超える寄付金を集めた。寄付金品法上、1000万ウォン以上を募集する場合、管轄庁に登録しなければならず、これに違反すると処罰される。
これによりA氏は少年保護裁判を受けることになり、昨年11月チームバニーズは「チームバニーズは2023年7月デザイン分野で音源総攻撃チームに合流した未成年者メンバー1人が、音源総攻撃チームから独立して独自に活動した1人団体である」という釈明文を掲載した。
一方、ハイブレーベルの一つであるアドア所属グループニュージンズのメンバーは、2024年11月から所属事務所アドアと対立を続けてきた。ミン・ヒジンアドア前代表が辞任した後、メンバーは専属契約の解除を要求し独自活動の意向を示したが、昨年10月30日、裁判所はアドアの手を挙げ、専属契約の効力は有効であるとの一審判決が下された。その後、ニュージンズのメンバー全員が11月12日アドアとの活動を続ける意向を示し、劇的に復帰を決定した。
