
コメディアンのパク・ナレは、マネージャーの権力乱用論争の後、和解のために元マネージャーと会ったが、酔った状態で真剣な会話の代わりにカラオケなどを提案したという元マネージャーの主張が出てきて、対立が新たな局面を迎えた。
10日に放送されたJTBCの『事件班長』で、パク・ナレの元マネージャーは電話で論争後にパク・ナレと会った状況を具体的に説明した。彼はパク・ナレが「直接和解したい」と言って自宅に呼び、現マネージャーや知人と共に約3時間の間会話を交わしたと明らかにした。
しかし、元マネージャーはその会合でパク・ナレが酒を飲んでいた状態であり、約束されていた和解や謝罪はなかったと主張した。代わりに「以前のように戻れないか」、「再び私と働けないか」、「カラオケに行こう」といった言葉を聞いたと暴露した。
元マネージャーは会合後に眠り、翌日には状況が変わっていたとし、この会合がパク・ナレ側の立場文を出すための事前プロセスだったのではないかと疑ったとも述べた。
以前、パク・ナレ側はこの会合後に元マネージャーたちと会い、誤解と不信を解消し、対話を通じて対立が収束したという趣旨の立場文を発表していた。しかし、元マネージャー側は謝罪も和解もなかったとし、パク・ナレ側の立場を即座に反論した。
現在、元マネージャーたちは特別傷害と名誉毀損などの容疑でパク・ナレを告訴している。今回の『事件班長』を通じた新たな主張と立場文の反論が鋭く対立し、パク・ナレの権力乱用疑惑を巡る攻防はさらに激化する見込みだ。
